お気楽主婦の日常

東北の田舎に住む、ごく普通のおばちゃんの日常や思い出話

じいさんと洗濯洗剤

我が家のじいさんは、自分の服や下着のほとんどを自分で洗濯しています。

まあ、洗濯機に脱いだものと洗剤を入れてスイッチを押すだけなのですが。

年齢的に、トイレに間に合わず汚してしまうこともたまにあるし、じいさんの楽しみである温泉施設に行ってきた後や畑仕事をして汗だくになった後、自分のタイミングで洗濯をしたいようで、私が「一緒に洗うから洗濯機に入れて」と言ってもそうしないことの方が多いです。

 

じいさんが洗濯に使うのは、じいさん専用(自分で選んで自分専用にしてある)の液体洗剤です。

なくなると、自分で詰め替え用を買ってきます。

じいさんが洗剤を買うのは、スーパーだったりドラッグストアだったりホームセンターだったり。

割と自由に、特に銘柄を決めずに買っているようです。

 

 

 

 

以前、洗濯洗剤じゃなく柔軟剤を買ってきて洗剤のボトルに詰め替えをしていました。

その後、「どうも汚れ落ちが悪い。なしてだ?」などと言っていましたが、そりゃそうです。

柔軟剤は汚れを落とすよりも、洗った後に汚れが付着するのを防ぐ効果や、洗いあがりの肌触りをよくする効果があります。

何年か前も、用途や効果はわからないけど洗剤コーナーに置いてあったからと、洗濯の時に入れる香り付けのビーズを買ってきて、強く漂う香りに驚いてその後そのまま放置していたことがありました。

 

 

 

 

そして今日、見てしまったんです。

じいさんが洗剤を詰め替えているところを。

そして、詰め替えているもののパッケージを。

 

「ビオレU」

 

 

 

 

パッケージにはそう書いてありました。

 

えーと、それ、ボディソープですよね?

いいんですか?

パッケージよく見ました?

 

おそらくじいさんは、洗濯洗剤の詰め替えパッケージの大体のフォルムを覚えていて、それに似た形のものだから買ってきたのでしょう。商品名も説明も読まずに。

 

商品のパッケージに書いてある説明は、とても細かい字で書いてあります。

老眼の進み切った89歳のじいさんは、そんなもの読む気もないでしょう。

せめて大きい文字で、商品名の横あたりに「これは液体ボディソープです」とか「これは柔軟剤です」とか書いてあればいいのに。

 

 

ふと思い立って、「ボディソープは洗濯洗剤の代用として使えるのか?」というのを調べてみました。

使えないことはないらしいです。

洗濯洗剤に比べれば、汚れ落ちの仕上がりはイマイチですが、それなりにきれいにはなると。

 

こっそり似たパッケージの洗濯洗剤を買ってすり替えようかと思っていましたが、様子を見ることにしました。

 

さて、じいさん。いつ気づくかしら?