お気楽主婦の日常

東北の田舎に住む、ごく普通のおばちゃんの日常や思い出話

息子の新居探し

上の息子がこの春、進学のために上京します。

そのための住居探しを始めたのですが、これがなかなか難航しました。

初めて親元を離れるということで、入学予定の学校からのチラシを見て学生会館をと思ったのですが、息子がこれに反対。

「ひとりで何でもできるようになりたい」だそうです。

学生会館だとそれなりの制限がありますから、それを嫌ってのことだと思います。

 

私が専門学校時代1年目は学生会館にいて、帰省等外泊時は申請書を提出したり、門限が夜10時で、朝晩の食事や風呂の使用時間が決まっている程度の制限はありましたが、結構のんびり好き勝手できていた気がします。

とはいえ、2年目は入居延長の手続きをせず、アパートを借りて一人暮らしを始めたのですが。

 

ダンナは「息子が一人で生活できるわけがない。学生会館に申し込んでしまえ」というので申し込みをしようとしましたが、諸事情でできなくなり、先月末から賃貸検索サイトで物件探しを始めました。

 

検索条件は、家賃・学校まで乗り換えなしで行ける路線のエリア・学校までの所要時間 


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まず家賃。

何かの統計で見たのですが、大学生の住むアパートの平均家賃が57,000円ぐらいなのだとか。

なので、サイトでは管理費共益費込みで6万円以下で探しました。

 

次にエリア。

学校の最寄り駅の路線がいくつかあるので、その中から家賃相場が高い所を除いて検索。

 

学校までの所要時間。

部屋から学校まで1時間以内と考えて、駅から部屋までの時間を設定しました。

 

それ以外に、夏冬のことを考えて、「エアコンが付いている部屋」というのも条件に入れました。

 

するとわんさか出てきたのが、ちょうど私が首都圏にいた頃にできた物件。

広いけど、築30年とか築35年とかのちょっと古めの部屋です。

中には「めっちゃ広いけど、私より年上」な部屋もあったりして。

 

逆に築年数が浅いと、専有面積が10平米以下だったりして驚くほど狭いけど、ロフトが付いていたりします。

 

「ロフトが付いている部屋って、いいよなぁ」と息子が言うので、それも条件に入れて探し、これはと思う物件のURLを息子のLINEに貼り付けて送ったり、逆に息子から気に入った物件のURLが送られてきたり。

 

送ったり送られたりした物件情報の中には、サイト掲載が終わって見られなくなったものもありました。

いいなあと思う部屋は、みんながいいなあと思う部屋。

ピンときたらすぐに行動に移さなければいけません。

 

気に入った部屋をいくつかピックアップしたら、賃貸検索サイトからまとめて問い合わせ。

すぐにいくつかの物件に関して取り扱っている不動産屋さんから連絡がきました。

 

息子が住みたいエリアを絞り切れていなかったので、「このエリアはこの不動産屋さん」というふうに、エリアごとにweb内見の申し込みや、実際に見に行く予約をし、先日、土日をかけてダンナと息子で不動産屋巡りをしてきました。

事前のPCR検査も陰性で、体調バッチリ。何軒も部屋を見るなかなかハードな2日間でしたが、帰りの新幹線までに決めきれず、ちょっといいなと思った部屋を仮押さえという形にして帰ってきました。

 

実は息子は仮押さえにした部屋以外に気になる部屋があり、他にも追加で不動産屋さんから提案された部屋と3つの物件で迷っていました。

 

一つは仮押さえしたロフト付き6畳弱の2階の部屋。

もう一つは駅から徒歩6分の4階の部屋。

そして新たに提案された駅裏の9畳の2階の部屋。

 

3月16日に、大きな地震がありました。

これ、4階だと揺れを大きく感じるよなあ。

2階の部屋の方が、怖さは少ないよなあ。

…そんなことを考え息子に伝えたのですが、駅裏9畳の部屋は入居者が決まり、仮押さえした部屋より4階の部屋の方を息子が気に入ったので、4階の部屋で正式に契約手続きを始めました。

 

 

どうにも行動が遅くなってしまって、入居予定日が入学式の前日になってしまいました。

引っ越し作業は無事に終わるのか、入学式後、新居に帰宅した息子がきちんと生活できるのか心配は尽きませんが、とりあえず今は、引っ越しに向けて準備を進めているところです。