お気楽主婦の日常

東北の田舎に住む、ごく普通のおばちゃんの日常や思い出話

Nコン2020中止

なんとなくそんな予感はしていたけど、実際そうなるとショックだなぁ。

 

Nコン公式サイトhttps://www.nhk.or.jp/ncon/

 

今年のNHK全国学校音楽コンクール、略してNコンの中止が決まりました。今の状態では練習もままならないから、しょうがないといえばそうなんですが。

去年のNコンは、全国大会高校の部が台風の影響で中止になりました。高校の部に関しては、2年連続の中止ということになります。(去年は都道府県大会、ブロック大会はやりましたが)

 

小中高と合唱部だった私にとって、このニュースは残念でなりません。

当時(特に小中学校)の私は、合唱に、Nコンに、青春をそそぎこんできたといっても過言ではありません。

 

小学校と中学校のときは、なぜか同じ曲を自由曲にもってくるライバル校がありました。

毎年のように、自由曲が同じ。実力も近いレベルで、本当にライバルとしてお互い意識していました。

 

自由曲の人気曲があって、そのときの「合唱曲の中での流行」もあるように思います。

年代や地域というのもあるでしょうけど、私が小学校の時は、岩河三郎さん湯山昭さんの作品が多く、中でも「山四章」や「東北の賛歌」から選んだものが人気でした。

中学校のときは、湯山昭さんと高田三郎さんの作品が多かったように思います。

さきほどのライバル校とは、小学校のとき「一羽の鳥」(作曲は岩河三郎)、中学校のときは「ひたすらな道より~弦(いと)~」「内なる遠さより~合掌 さる~」(どちらも作曲は高田三郎)と、私が小学校5年生から中学校3年生までの5年間で3曲も、同じ自由曲だったのです。

 

「また自由曲が同じのになっちゃったよ」なんて言いながら、お互いに意識しつつ、リスペクトしていた関係でした。

 

高校のときは部活の顧問の先生が、吹奏楽部とかけもちだったり自身の作曲活動があったりと、あまり合唱部に顔を出さず外に出る活動も少なくて、3年間一度もNコンに出ませんでした。スケジュール的にも、修学旅行や模擬試験と重なって出場できなかったというのもあったのですが。

 

今回このブログを書こうと思ったときにちょっと調べたら、「あれ?これもNコンの課題曲だったのか」というものがいくつもありました。

「花のまわりで」(1955年小学校の部)

「花で鳥で歌で」(1957年小学校の部)

「空がこんなに青いとは」(1970年小学校の部)

気球にのってどこまでも」(1974年小学校の部)

「ともだちがいる」(1975年中学校の部)

 

2000年あたりからはいわゆる合唱曲を作る人以外の著名人が課題曲の制作にかかわるようになり、ヒット曲も出てきました。

アンジェラ・アキの「手紙(2008年中学校の部)や、いきものがかりの「YELL」(2009年中学校の部)などがそうですね。

個人的にはゴスペラーズの「言葉にすれば」(2007年高校の部)が好きです。

 

今年の課題曲は、来年の大会に引き継がれるようです。練習できる期間が長くなって、より磨かれた演奏でNコンが彩られることを期待しています。

 

#Nコン #合唱 #合唱部 #青春