お気楽主婦の日常

東北の田舎に住む、ごく普通のおばちゃんの日常や思い出話

じいさんの災難

今年に入って、一過性脳虚血発作で入院したり、鼠経ヘルニアの症状が出たり、尿が出なくなって1週間導尿バッグを付けて生活したりと、健康面でいろいろ悪いことがおきているじいさん。

もうすぐ92歳になるので、年相応な症状だといえばそうかもしれません。

ただ、こう立て続けにいろいろあると、ちょっと怖いぞと思ってしまうのも正直なところです。

 

 

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あれから介護認定で要介護1の判定が出て、週1回のデイサービスに通うようになりました。

なんだかんだ言いながら楽しみなようで、デイサービスの日は朝からいそいそとバッグにお風呂道具や着替え、連絡用ファイルなどを入れて玄関ホールで正座待機…というのはオーバーですが、ほぼそれに近い状態です。

 

 

先日の朝のことです。

朝食を終えて自分の部屋に帰ろうとしたじいさん。

敷居を越えようとしたものの足が上がりきらずに躓いてしまい、前のめりに転んでしまいました。

「おい!起こしてくれ!」と、声だけは力強いじいさんですが、右腕を下にして自力では起き上がれなくなってしまいました。

ダンナと協力してじいさんを起こし、ベッドに腰かけさせました。

転んだ時に打ったのか、額の右の方に赤くなっている部分がありました。

そして、右肩を物凄く痛がっていました。

 

ダンナにじいさんを病院に連れて行ってもらうと、休日外来で専門医が担当ではなく、こんなに痛がっているのに「骨は折れていませんし、腱にも異常はありません」という診察結果。

ただ、ダンナが言うには、「湿布を貼ったままレントゲン検査していたし、そのあと湿布をはがしてエコーで診てくれたけど、何ともないと言われても納得できない」とのこと。

実際、エコー検査のあと肩や上腕に湿布を貼るわけでもなく、痛み止めを出すでもなく手ぶらで帰されたので、家に帰ってから肩や腕に湿布を貼りました。

 

次の日。湿布を貼り換えようとじいさんの肩や腕を見てみると、右上腕が内出血で真っ黒になっていました。

どういうこと?何ともなかったらこんなにひどい内出血になるわけないですし、第一じいさんが肩やひじを猛烈に痛がっているのです。

 

私が下の息子(障害がある)の世話をしなければいけないので、今回もダンナがじいさんを病院に連れて行きました。

 

整形外科の医師に診てもらうと、肩の腱が切れている…つまり腱板断裂だと診断されました。

腕の重さで肩が引っ張られて痛みが強く出ているそうです。

完全に治すには手術が必要なようで、…これも手術か…鼠径ヘルニアも手術する予定があるし、じいさん耐えられるかしら?

 

利き手である右手の自由がなくなってしまったじいさん、頻繁に私を呼びつけ、体を起こしてくれだの布団をかけなおしてくれだのと言ってきます。

夜中にじいさんが何度も声をだしていたのですが、すぐ向かいの部屋で寝ていたダンナが行ってみると、敷き布団ごとベッドから落ちて起き上がれなくなっていたそうです。

 

障害児の世話と超高齢者の介護…同時進行は、体力的にも精神的にもキツイです。

ケアマネさんに相談して、なんとか私達家族がつぶれない方法をみつけたいと思います。

 

 

今日はじいさん、ベッドから落ちませんように…