お気楽主婦の日常

東北の田舎に住む、ごく普通のおばちゃんの日常や思い出話

長寿のお祝いごと

実家の母と話していたら、今年は母の学年が傘寿のお祝いの年にあたるのだということが分かりました。

実感ないけど(母は見た目若いし)、もうそんな年なんだねえ。

で、母と同級生である叔父(母の妹と結婚した)とが話す機会があったときに、「こんなご時世だし、今年は傘寿の同級会中止になったよ」と聞かされたそうな。母も、遠方から同級生集めてもしも誰か感染してたら大変だから、今年の中止には賛成だったそう。

その日に別の同級生Aさんから電話があり、「今年は傘寿だから同級会するよね?いつがいい?」と興奮した声で聞いてきたので、「義弟(叔父のこと)から、今年はコロナが危ないこら中止だって聞いた。近々手紙でみんなに送るって」と話したら、「いやいや、傘寿は今年しかないよ?」と食い下がり、母が叔父や別の同級生Bさんと話したことを言うと、諦めたものの残念そうにしていたそうな。

ところでこのAさん、ちょっと曲者なのです。父が亡くなって母が未亡人だということを知ると、「君は僕の初恋の人だったんだ」と告白したのだそう。奥さんいるくせに。

母はこのAさんが嫌いで、なんとか避けようとしているのですが、同級会だの何だの理由をつけて会おうとするのだそう。

「今年の同級会が中止になってホッとしている」とAさんと会わずにすむことを母は喜んでいました。

 

Aさんのように、状況が見えていない高齢者もいます。若者だけではなく。

感染拡大を防ぐのに、こういう人達を納得させることが大事なんだけど労力がいります。

困ったもんだ。