11月11日は、ベースの日なのだそうです。
数字の「1」を弦に見立てて、弦が4本だから「ベースの日」なんだとか。
今日11月11日は【ベースの日】。1111を4本の弦に見立てて【ベースの日】。ベースという楽器の素晴らしさはもちろん、音楽の楽しさをみんなで分かち合う祝祭です😊😊😊#ベースの日
— 亀田誠治 Seiji Kameda (@seiji_kameda) 2020年11月10日
高校生ぐらいの頃からベースの音に興味を持ち始め、特にチョッパーベース(スラップ奏法)がお気に入り。
あのカッコイイ音は、どうやって出すの?と、テレビの音楽番組を食い入るように見ていましたが、ベーシストがアップになることがほとんどなく、ようやく確認できたのが、NHKでやっていた「ベストサウンド」という番組に出ていたナルチョこと鳴瀬喜博さんの演奏でした。
ちょうど同じ頃、ラジオを聞いていたら、歌詞はヘンテコだけどサウンドのカッコいい曲が立て続けに流れてきました。特にベースがチョッパーばきばきでカッコいい。
その後、友達からアルバム「しあわせ」を貸してもらい、ますますはまりました。
なんだ、このかっこよくて心地良いベースは?この音をいつか手に入れたい!
あろうことか、自分でチョッパーベースを鳴らしたいと思ってしまったのです。
それまでの楽器経験は、エレクトーンとピアノ、アコギはバレーコードに苦戦中…といったところ。
高校を卒業して専門学校に行ったら、アルバイトでお金を貯めてベースを買おう!と決心しました。
実際、その通りにベースを手に入れ、毎日教則本を見て練習しまくりました。
爆風スランプのコンサートにも行き、ファンクラブに入ってイベントにも参加し、ついに憧れのほーじんさんと握手をするチャンスがやって来ました。
蚊の鳴くような声で「ベースやってるんです」と言うと、「頑張ってね」という有難いお言葉。
嬉しさのあまり腰が抜けました。
大ヒットした「ランナー」を含むアルバム「ハイランダー」が発売され、武道館3daysのコンサートをすることが発表されました。
昭和64年1月7~9日の日程。
私は最終日のチケットを取りました。
予定通り行われたのは最終日の9日だけ。
幸いにも彼らのステージを観ることができましたが、この日を最後にほーじんさんは爆風スランプを脱退したのです。
爆風スランプファンというよりは「江川ほーじんファン」だった私は、その後の爆風の動向を気にしつつ、ほーじんさんの新しい活動を追いかけました。
ライナセロスのライブを観に行ったり、グラハムセントラルステーションの来日公演で、目の前1メートルほどの近い所で、一般客としてライブを楽しむほーじんさんを見かけたこともありました。
生活環境の変化でベースを手放し、専ら聴いて楽しむだけになりましたが、今でもほーじんさんは私にとって「心の中の、ベースの師匠」という存在です。
交通事故で意識不明になったというニュースから2年近く経ちますが、どこかに新しい情報がないか探す毎日です。
ほーじんさん、一日も早く、良い知らせを聞かせて下さい。きっと復活すると、信じていますから。
#ベースの日