前回の投稿で、我が家の天井裏にネズミが入り込み悪さをしていることを書きました。
殺鼠剤を仕掛けましたが、天井裏でひっそり死なれるより出て行ってもらった方がいいと考え、新たにネズミ用忌避剤を仕掛けました。
殺鼠剤だと、毒入りのえさを食べるので天井裏でネズミが動く気配がありましたが、忌避剤を仕掛けたら、直後に壁の裏を駆け降りる音がして以来、さっぱりネズミの気配がしません。
こちらが正解だったようですが、どこから出入りしていたのかが分からないので、今度はそこを特定して(出入りできないように)塞がなければなりません。
家の周りをぐるぐる回ってネズミの出入りしそうな場所を探しているところです。
さて、家のネズミは上記の通りなのですが、肘のネズミとは?
うちのダンナは十年以上前に脳出血をし、右手足に後遺症があります。
足は歩けますがふんばりが弱かったり、スリッパをはくと自然にずり落ちて脱げてしまったりで、バランスの悪い歩き方をしています。
右手はもともとは利き手だったのですが、握力が落ち細かいコントロールができなくなり上手く動かせないので、強制的に利き手を左に変更して、左手で字を書いたり箸やスプーンなどを使ったりしています。
で、この急に利き手にせざるを得なかった左手。
リハビリなどで頑張り、負担が重なったのでしょう、いつの間にか肘が痛むようになっていたそうです。
どんどん肘が痛くなって、消炎鎮痛剤を塗ったり貼ったりしても収まらないのでかかりつけ医に相談したところ、詳しく検査をするよう言われ、検査をしたら肘に負担がかかりすぎたために、いわゆるネズミと呼ばれるものができて肘の動きを制限したり痛みを引き起こしたりしていることが分かりました。
で、そのネズミを除去することになり先日入院・手術をしました。
手術は成功し、肘の動きを邪魔するものはなくなりましたが、麻酔がきれるまで手を思うようには動かせないし安静が必要なので、その日の昼食を私がダンナに食べさせることになりました。
スプーンやフォークで口元まで食べ物をもっていって「あーん」して食べさせるなんて、新婚時代でもやらなかったことです。
なんとか昼食が終わり、病室の私物を使いやすいように並べなおして、私は家に帰ったのですが、夜になって考えてしまいました。
じいさんにせよ、ダンナにせよ、いつか介護が必要になるかもしれない。
今回の食事介助は、それに備えてのいい経験になったとは思いましたが、いやいやこれは大変だぞ。
毎食これをやらなければいけないと思うと…。
じいさんも、ダンナも、まだ早いけどその時が来たら、できればピンピンコロリでお願いします。