お気楽主婦の日常

東北の田舎に住む、ごく普通のおばちゃんの日常や思い出話

ワクチン予約奮戦記

いや、奮戦というほどではないですが。

 

新型コロナワクチンの接種が始まり、高齢者分の予約が今、全国各地で行われていますが、なかなか予約がとれないと報道されています。

それぞれの自治体で状況は違うと思いますが、先日私がじいさんの分の予約をとった話をしたいと思います。

 


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私の住んでいる地域では、先月の中旬から下旬にかけて対象者(高齢者)あてにワクチン接種の券と予約の仕方の説明などを書いたものが郵送されてきました。

市内の数か所でワクチンの接種ができ、接種場所は選べるようです。

接種予約は電話予約のみで、4月26日から電話受付が始まりました。

じいさんは早速電話をかけてみましたが、一向に繋がりません。

2日間頑張ってみて嫌になったのか、私が代わりに予約電話をかけることになりました。

 

私だって暇じゃないんですけどね。

 

とりあえず、できる時間のあいだで何度も何度も電話をかけてみましたが、一向に繋がりません。

翌日も、電話機のリダイヤル機能を使って電話をかけまくりましたが、全然まったく繋がりません。

翌々日は昭和の日でダンナが休みだったので、電話かけはダンナにやってもらいましたが、午前中は「コンサートチケットを取るときみたいだ」と半ばはしゃいでいましたが、午後になっても繋がらず、受付時間が終わると「らく代、明日頼む」と言って晩酌のビールを買いに出かけていきました。

 

さて、予約電話が繋がらないことが市に苦情として伝わったためか、わりと早い段階で「5月からは曜日別に予約できる年齢を制限する」ということになりました。

市からのお知らせによると、4月いっぱいは75歳以上なら予約電話をかけられますが、じいさんは89歳なので5月になると土曜日しか予約の電話をかけられません。

 

さて、4月30日。

これを逃すと次に予約電話をかけられるのは・・・あれ?明日は土曜日?

とはいえそれだって予約が取れなければ次に予約電話をかけるのは1週間待ちです。

早いうちに予約をとってしまわねば。

 

必要書類とメモ帳を目の前に用意して、ワクチン接種予約ダイヤルに電話してみます。

ナビダイヤルのアナウンスの後に呼び出し音が鳴り、ようやく繋がりました。

 

オペレーターの方が私の声を聞いて「何歳の方の予約ですか?」と尋ねたので「89歳の義父の代理です」そして「名前は…生年月日は…接種券の番号は…」と必要事項を話していき、接種会場と日時の予約。

1回目と2回目の予約が一遍に取れました。

 

電話が繋がってから予約完了までは10分足らずでしたが、ものすごく長く感じました。

 

接種当日はダンナが会社を休んでじいさんの送迎をすると張り切っています。

あとは、じいさんが当日まで怪我や病気をしないように祈るばかり…。