お気楽主婦の日常

東北の田舎に住む、ごく普通のおばちゃんの日常や思い出話

じいさんの一大事

我が家のじいさん、90歳2か月。

運転免許は返納したものの、まだまだ元気で畑仕事したり草刈り機や小型耕運機を操りと(家庭内限定で)活躍中です。

 

そんなじいさんが、先日も朝6時半頃から家の敷地内で草刈りを始め、ひととおり終わって家に入った時のことです。

玄関で靴を脱ぎ、上がり框に片足を乗せようとして足が上がりきらずにバランスを崩して転倒。

腰というか背中というか…な部分を上がり框に強かぶつけました。

幸い頭は打たず、本人も大丈夫というのでそのまま様子を見て数日経過…。

 

朝、じいさんが液体の消炎鎮痛剤を持ってきて腰に塗ってくれをいうので塗りました。

先日ぶつけた部分です。

内出血による変色はなかったように思います。

 

薬を塗った後、食卓に向かうじいさんの様子が変です。

どうしたのか聞くと、「いでくてあるがいね(痛くて歩けない)」

 

普段、自分で食べたい量のごはんを自分で茶碗によそうじいさんですが、立ったり座ったりが大変なので、私が代わりごはんをよそいました。

食後はダンナに頼んでじいさんを整形外科に連れて行ってもらうことにしました。

私は下の息子を学校に連れて行ったりケアしたりがあったので、じいさんにかかりきりになれないのです。

 

下の息子の登校準備と並行して、じいさんを着替えさせたりダンナの車に乗せたりと、なんだかんだバタバタしてじいさんを送り出し、息子の登校準備も完了してさあ行こう!と玄関に行ったら何故かダンナの車の音が…。

 

なんと今日は整形外科が激混みで、午前中は診察の見込みが立たず、午後に来てほしいと車いす付きで帰されたのでした。

 

車いすのタイヤを拭いて家にあげ、じいさんを居間のテレビの前に座らせ、エアコンの設定を確認してスイッチオン。

水筒に麦茶を入れて側に置き、息子を学校に連れて行きました。

 

午後になって漸く診察してもらい、レントゲン検査等してもらいましたが、結果は骨には異常なし。

数日前にぶつけたのが今になって痛みが増幅してきたのだろうということでした。

 

痛み止めの薬と大量の湿布をもらって、じいさんは帰ってきました。

車いすはなく、自分で歩いています。

高齢なので、今朝は大事を取って車いすを貸してくれていたみたいです。

大きなコルセットで胸の下から腰にかけて保護されて、動きづらそうですが、入院とか骨折とか大ごとにならずに済んで、ホッとしています。

 

じいさんはしばらく不便な生活が続きますが…。